入浴中の溺死5000人(9割が高齢者)
おととし、家庭で入浴中に溺死した人がおよそ5000人に上り、このうち9割が高齢者だったことがわかりました。消費者庁は、冬場に事故が多発しているとして、注意を呼びかけている。
消費者庁によりますと、2014年の家庭の浴槽での溺死者数は4866人で、このうち9割が65歳以上の高齢者でした。10年前に比べておよそ1.7倍に増加している。
入浴中の事故は冬に多く、急激な温度変化で血圧が大きく変動して失神し、浴槽で溺れるなどのケースがあるということです。
安全な入浴方法の目安は「41度以下で10分未満」とされているが、冬は特に体の芯まで温まりたいと思うのは、共通の認識である。
部屋から脱衣場そして浴槽までの間あまり温度差が無いように工夫することも必要かもしれません。