ダイエット中 飲むといいドリンク 避けたいドリンク
管理栄養士によると
ダイエット中、食事には十分気を付けているものの、飲み物選びで迷ったことはないだろうか。実は、飲むドリンクによって、ダイエットが成功するか否かが決まってくるという。
■ダイエット中、飲むといいドリンクは?
ダイエットをしている最中は、特に水分をとる機会が多い。食事中からスポーツの前後、最中のほか、仕事中、入浴後など一日中摂取のタイミングがある。そんな中、ダイエット中はどんなときに、どんなドリンクを飲むのがいいのだろうか?
「食事で摂取する水分も含めて、水分は一日に1.5~2.0リットルはとることが理想。
水分が不足すると血行不良になり、代謝を促すための栄養や酸素の運搬も上手くいかなくなるため、体重が増えるからと控えるのはNG。
ダイエット中であれば水か、麦茶やルイボスティーなどのノンカフェインのお茶がベスト。
コーヒーや緑茶などのカフェインが含まれる飲み物は、カロリーは低いものの、利尿作用があり必要な水分も出て行ってしまう。また、なるべく内臓を冷やさないよう、温かいものを選ぶこともポイント。
■食事と一緒に何を飲むのがいいの?
では、食事と一緒に飲むべきドリンクには、何があるのだろうか? 食事のときの飲み方も合わせて伺った。
「味噌汁やスープなどの汁物があることもありますし、必要と感じなければ、あえて食事の際にドリンクを飲むことはありません。むしろ注意したいのは、食事と一緒にドリンクを飲むことで、食べ物をあまり噛まずに流し込んでしまうこと。よく噛むことで満腹感も得られ、消化も良くなります。ドリンクを飲むのであれば食事の前か後が良い。
また、食事に温かい汁物がある場合は、最初にとることでおかずやご飯の食べすぎを防ぐことができるので、ダイエット中は『汁物→副菜→主菜→主食』の順に食べるのが満腹感を得られやすいのでオススメ。
総じて、水分は一度にまとめてとるよりも、日中こまめにとる方がベター」
■これは避けたい!ダイエット中の禁ドリンクとは?
ダイエット中、できれば避けたいドリンクがあるという。その禁ドリンクとは果たして何なのだろうか?
「ダイエット中にできるだけ避けたいのは、やはり『糖分の多いジュース』。これには果汁100%のジュースも含まれる。スポーツドリンクなどにも糖分は含まれているので注意。また、カフェラテやカフェオレは甘くないものでも、ミルクに含まれる脂質でカロリーが高いこともある。よくカフェに行くという方は気を付けよう。また、ゼロカロリーとうたう甘いドリンクは、確かに通常商品と比べてカロリーは抑えられているが、「甘いドリンクを飲む」という習慣になってしまう点で要注意。
栄養ドリンクは一時的に交感神経を活発にさせて眠気を抑えることができまるが、それ自体にカロリーもあるし、飲み過ぎは睡眠の質が悪くなったり、ストレスを溜めやすくなったりする可能性もある。睡眠不足もストレスも、いずれもダイエットにとっては大敵である。」
ぜひダイエット中も賢くドリンクを選んで欲しい。