厚生年金加入促進を強化
日本の年金制度の根幹をなす保険料の徴収。
正直者が馬鹿をみる制度であってはならない。
社会保険料は、企業が半分・社員が半分保険料を負担するようになっている。
私の周りの事業主で、業績が悪く年金と社会保険料の負担が重いと感じ、延滞している事業主がたくさん存在している。
従業員の給与から保険料を天引きするものの機構への支払いが延滞しているパターンが多い。
今国会で問題になっているのは、これよりも悪いパターンで厚生年金社会保険に該当する事業所であっても加入漏れが79万事業所もあるという実態である。
日本の行政機構そのものが、申請主義であることから加入申請しないのでは、徴収以前の問題である。
少子高齢化で年金受給者が激増し、更に医療費が激増している実態からして年金制度・医療保険制度が崩壊するであろうということはある程度予想できるので、どうしても厚生年金をかけただけ無駄だという潜在意識がどこかにあるので、どうしても消極的になっているのでないかと思う。
だから、正直者が馬鹿をみる制度であってはならないと思う。
消えた年金問題・個人情報漏えい問題・職員宿舎問題・・・年金機構に対する信頼が底にあるので、そんな機構に加入したくない・保険料を支払いたくないと感じてしまうのは大多数を占めると思う。
ちょっとまとまりの無い内容になったが、今後の大きな社会問題になってくることは間違いない。