宿泊できる本屋
約1700冊の本に囲まれて一夜を過ごせる独創的な宿泊施設「BOOK AND BED TOKYO(ブック アンド ベッド トウキョウ)」(東京都豊島区西池袋1)が、人気を集めているらしい。
「本と宿泊」に特化したアイデアと、1泊4500~3500円(休前日などは1000円増し)という低価格が、本好き、旅好きの人たちに受けて、2015年11月5日の開業から、30あるベッドはほぼ満室の状態が続いているという。運営会社は空室が多い古いオフィスビルを活用して、年内に都内で同様の施設2カ所をさらに開きたいとしている。
電子書籍が普及していく中、本来の紙ベースの本屋は衰退していくだろうと誰もが創造していたと思われるが、ここにきて宿泊所とジョイントするアイデアは、本屋商魂の現れであろう。
同じく最近「ラジカセ」が再び流行りつつあると聞いた。やはり我々はラジカセで生きてきた人間であり、ラジカセに対する愛着はかなり強い。
ラジオの音楽番組を録音するために一時停止ボタンをタイミングを図り、録音する直前のあのドキドキ感、今でも忘れない。
一昔前にもどるところにビジネスチャンスがあるのかもしれない。